2013年04月26日

GW前の憂鬱〜福知山線脱線事故

いよいよゴールデンウイークが始まりますが、うきうきと予定を立てている方も多いかと思います。
しかし、世の中には逆に、特にこの時期が来ると、憂鬱になる人たちがおられます。そうです、8年前のあの忌まわしい記憶です。2005年4月25日に発生したJR西日本福知山線脱線事故です。
私はあの時、昼のニュースで知りました。あのような事が比較的近くで起こると、知人が乗っていないか、心配がよぎるものです。というのも、1991年に発生した信楽高原鉄道事故の際に、知人の方がJR側の列車に乗っておられて怪我をされたことをあとで知ったからです。
あのような事は二度と起こしてほしくないというのは誰もが思うことでしょう。なので事故の教訓化が大事なのですが、果たして8年経っていろいろな意味でそうなっているのか考えてみたいと思います。
事故防止の観点から、JR西日本は生まれ変わる決意をされたそうですが、確かに安全に対する意識は他社と比べても強いように思います。その分、少しのことでも長時間電車が止まるといったこともありますが、その姿勢は評価すべきでしょう。我々「撮り鉄」に対する厳しさも一番強いのではないかと感じることもあります。むろん、危険な行為を決してしてはならないのですが、その昔があまりにも牧歌的だったことを知っている者としては時代が変わったと感じています。
しかし今、被害者から問題提起されている論点は、裁判で企業責任が問えない法的しくみになっていることです。事故の直接的責任を個人責任として問うという、裁判における論点に違和感を感じた人も多かったはずです。私も本ブログを始めたばかりの2007年8月に、これに関する記事を書きましたが、あれはやはりそんな「違和感」からくるものでした。そして一足飛びに規制緩和や国の交通政策まで問題の根本があることを言いましたが、今、焦点になってるのはその前の段階の問題、すなわち「事故を起こした企業責任が問えない法制度」です。
マスコミで英国がその問題に真剣に取り組み法制度の改革を進めたことが報じられていましたが、日本では企業が萎縮するからという理由で争点にもなってない。司法改革、政権交代...この間のことは何だったのかとそれを思うと感じる次第です。
改革というものはじわじわとしか進まないのがもどかしいのですが、みんなの利益になることですので、事故の教訓化を本当の意味で深化させたいものです。
posted by 労軽好人 at 18:09| Comment(0) | 鉄道よもやま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月04日

近鉄大阪線、南大阪線撮影記〜しまかぜと桜と二上山、桜の中のさくらライナー

さあ、大好きな桜の季節がやってきました。今年は例年より早い開花で関西地方では今が満開です。
今回は奈良県大和高田市に行きました。目的は約2つ!?3月21日にデビューした近鉄大阪線50000系「しまかぜ」を桜バックに撮ることと、例年実行している桜と鉄道の撮影です。
まず、近鉄大阪線で桜バックにしまかぜを撮ろうと考えたのですが、長谷寺駅等「駅アングル」あたりしか思い浮かばず、探しながらの撮影になりました。河内国分付近には大和川の鉄橋があり桜の木もありますが、もうひとつ組み合わせにくいのでヤメにしました。そしてそのままさらに奈良県に入り、以前に「はかるくん」の撮影に訪れた二上山バックに撮れる松塚駅横のポイントを思いだしました。ここには桜の木がちょうどあります。なのでここに決定。

天気も上々でいい具合に撮れました。
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ちょっと電線がウルサイですね。しかし、二上山と桜を背景にゆくしまかぜをキレイに全編成入れて撮れました。ただここは駅のすぐ横ですが、道路の下へ降りるとこんな写真も撮れます。
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これもいいですね。お好みに応じてどうぞ。
ポカポカ陽気で第一の目的も果たして、気分よく大和高田へ。昼食をとり、街を歩く事にしました。この街は旧き伝統のある街なのですが、近年はご多分に漏れず、駅前の大手スーパー等以外は古びたシャッター街になってしまっています。もともと、近鉄、国鉄(JR)の駅が3つも集中してある鉄道の街ですが、どうも元気がない。せめて桜の季節くらいはもっと活気づいてほしいのですけどね。
などと思いながら高田川畔へ。

近鉄大阪線とJR和歌山線は近接していて同時に撮れます。
DSC0049.jpg
こんな感じでオーソドックスな桜と鉄道の鉄橋写真になります。
まあ、こんなもんかなと、この後高田市駅まで20分ほどかけて歩いていったのですが...
そこは圧巻でした。先ほどよりより狭く浅くなった川ですが、南横にある橋から望遠で覗いた光景はまさに桜、さくら、サクラ!でした。さくらの中に近鉄南大阪線の高田市ー尺土にある小さな鉄橋がまさに埋もれているという感じです。

DSC0118.jpg DSC0131.jpg
2枚目は桜に埋もれるさくらライナーです。運転席のパノラマウインドウのおかげで背後の桜まで見えてますね。
ここはシャッターチャンスが難しいので納得いくまで撮ると良いと思います。東海道新幹線の富士山バックでの撮影の時もそうでしたが、真横アップは非常に難しいです。連写にも頼れません。まさにスポーツ撮影です。楽しめますよ。
posted by 労軽好人 at 23:55| Comment(4) | 鉄道写真撮影記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする