昨日までの3日間開催されていた、「鉄道技術展・大阪 2022」に5月26日に行って来ました。

インテックス大阪での開催なので、久々に大阪メトロのニュートラムに乗車し、もちろん一番前のかぶりつきから対向列車撮影しました。(笑)
無人運転なのでやっぱりいつ乗ってもここに座ります。

この鉄道技術展は、大阪では今回初の開催で、主として業界の方々向けの展示会です。
なので、趣味で鉄道に関わってる人にはかなり細部に至る「重い企画」ではありますが、事前に出展者の方々からご案内いただきましたので「事前登録」した上での参加ができました。(つまり無料)

内部は撮影不可でしたので、その様子は写真ではお伝えできませんが、コロナ禍で閑散に慣れてしまった中、久々の大盛況の活気で混雑していました。
様々な鉄道に関わる業界の関係者がブースを出して熱心に来客者に説明されていたのが印象的でした。
一部ではお土産も下さいました。

特製カレーやら、バッグやら、クリアファイルやら...見ていたらほしくなりますか?(笑)
ただ、私は鉄道部品をもちろん買うわけではありませんので、熱心なご説明は嬉しかったですが、ちょっと気も引けます。
そんな私によりマッチしたのは、日本大学生産工学部鉄道工学リサーチ・センターが主催した併設セミナー、シンポジュウムです。
テーマは「未来につなげる地方鉄道ー地方鉄道の安全性とこれからの運営を考えるー」でした。事前登録して参加しました。
初めは基調講演だけ聴いて展示に戻ろうかとも考えていたのですが、その内容や問題への技術者の決意などをお聴きしていると、結局最後のパネルデスカッションまで4時間聴いてしまいました。とても良かったです。
私にとっても、学生時代は国鉄の赤字ローカル線や地方中小私鉄の廃止問題がクローズアップされていた時でしたので、この問題はずっと関心あるテーマです。(だから労軽好人!?)
臨調行革、国鉄のJR化、バブル崩壊、少子高齢化、規制緩和、コロナ禍...あれからいろんな変化や困難がありましたが、そんな状況でも技術の力で解決の糸口を見出そうとしている人たちの姿には感銘を受けました。
近未来の地方鉄道がどんな形で発展して行くのか、その具現化が改めて楽しみになりました。